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セルフレジってどうよ

この3連休の間に、うちから車で5分ほどの距離にある サミットストア善福寺店 に買い物に行きました。そこに、いわゆる セルフレジ が設置されていました。 以下試用記。



ひとことでいうと「改善の余地ありまくり」「ツッコミどころ満載」という印象でした (ひとことちゃうけど許してね)。

本体の全景はこんな感じ (上の Enterprise Watch に掲載されている写真)。




通常のレジが 9列か10列ある横に、セルフレジコーナーが新設されていて、セルフレジマシンが 4台、その奥に端末が置かれていて、係員 (恐らく富士通あるいは富士通フロンテックの方なのでしょう) が 2〜3人、セルフレジコーナーあたりでうろうろしている。4台につき集中管理用の端末が 1台設置されているということでしょうか。

通常のレジがそんなに長蛇の列になっていないのに、セルフレジにもそこそこ並んでいる。これは恐らく、当日の私と同様、興味本位でいちど使ってみようと思う人が少なからずいるということを表しているのでしょう。

それはさておき、順番がきたので、さっそく初体験。富士通製のセルフレジマシンの実力やいかに。




このサミットストアでは、ポイントカード制があり、買い物の額に応じてポイントがつくようになっています。また、このテの試みでは比較的進んでいる杉並区らしく、マイバッグを持参した場合は、その分余計にポイントが加算される仕組みがあります。

それに呼応するかのように、セルフレジマシンの液晶画面には、買い物スタート、あるいはマイバッグでの買い物スタート、というふたつのボタンが表示されているので、後者を選択。

「ぴぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜」というけたたましい音と共に、画面には「係員を呼んで下さい」という表示が。なんじゃこりゃ。

係員が飛んできて、マイバッグをセルフレジマシンに取り付ける方法を教えてくれました。どうやら、まだ試験運用中のためか、ユーザ自身にマイバッグ取り付けをさせてくれないように設定している模様。そしてその係員は端末の方に走り、なにやら操作をしている。その結果、セルフレジマシンでの操作が再開できるというわけ。なんだかねぇ。




さて、買い物かごからひとつづつ商品を取り出してはバーコード読み取り。この読み取り精度については、我々パンピーはド素人なわけですから、云々するのはやめておきましょう。やはり、ものによってはいとも簡単に読み取らせることができ、ものによってはかなり難しいものがあったのは事実でした。

読み取らせては、横に設置したマイバッグに入れ、次のものを読み取らせては、またマイバッグに入れ、ということを繰り返していると、また「ぴぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜」。どうやら、マイバッグに入れている最中に、手が当たったとか、とにかく機械が想定していない重量がかかったためにストップしたらしい。また係員が飛んでくる。

いや、そうではなかった。マイバッグ設置エリアの上に、なにやら平べったいスペースがあって (ここに掲載されている写真だと分かりやすいでしょう)、そこに無意識に自分の財布をおいてしまったため、機械が「バーコード読み取りをしていない商品をマイバッグに入れようとしている」と判断してしまったもよう。一応、バーコード読み取りを通した商品の重量をおおまかに判定しているもよう。我々に「ここに財布を置かないで下さい」と注意をしたのち、再び端末での操作にいそしむ係員。なんだかなぁ。




まぁそんなこんなでとりあえずバーコード読み取りはすべて終了。ここまででかなりの時間を要している。さて、液晶画面の「お支払い」ボタンを押す。ポイントカードを挿入せよとのメッセージが表示されるので、ポイントカード挿入口に入れる。しかし液晶には「正しく読み取れませんでした」と出て、カードは排出される。何度繰り返しても同じこと。そこへ再び係員が飛んでくる。「カードは裏向きに挿入して下さい」

よくみると、カード挿入口のまわりにはテプラで印刷された「カードは記録面を上に挿入してください」というストリップがあちこちに貼られていました。

つかね、ユーザはこのタスク実行中には液晶画面に最も注意がいってるわけでしょ。だから、その注意書きは液晶画面内に出さないと意味ないやん。なんだかなぁ。

とかなんとか思いつつ、カードを裏返して挿入。




最後にお支払い。あれ、現金挿入口はどこやねん。液晶の真横にはクレジットカード読み取りスリット、その斜め下あたりにはポイントカード挿入口。その周辺をいくらみても、硬貨や紙幣投入口が見当たらない。どないなっとんねん。

この写真 を見ていただければわかる通り、投入口は一番手前の低いところにありました。だーかーらー、ユーザーの注意は液晶画面にいっとるっちゅうねん。それにセルフレジ機に体を近づけて操作をしてるんやから、ここはモロに死角になっとるやんか。なんだかなぁ。




セルフレジが今後普及していくこと自体はいいことだと思うのですが、まだ競争相手が少ないせいもあってか、セルフレジマシンそのものの出来はかなりダメダメだという印象を持ちました。スーパーマーケットでの支払いという、かなり限定されたタスクフローなんだから、ユーザの一連の流れを観察してさえいれば、しっかりと設計できるはずなんですけどね。

クレジットカード / ポイントカード / 紙幣 / 硬貨の挿入口・投入口をできるだけまとめた場所に機能的に再配置する。液晶画面の表示内容を再考する、この 2つだけで、かなりマシなものになるとは思いましたが。

小学生〜大学生の頃に使った、昔の銀行 ATM のダメダメタスクデザインを思い出してしまいました。


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Comments

近所のイオンがセルフレジ導入して数ヶ月。初めはバーコード読み取りや商品置いたときの反応が甘かったけど、最近はそういうストレスもなく、愛用中。こちらが慣れたせいなのかも?レジのメーカーは不明。

よお見つけたなあ(@.@)
富士通よりNCRの方がまだユーザーフレンドリーではないかな?
そういえばイオン、セルフは10品までとか書いてるけど、透いてるし、慣れて手早くなったしで、最近は結構無視して10品以上やってたり^^;

NCR FastLine(tm)
http://www.ncr.co.jp/products/hardware/sa/fastlane.html

スキャン済の商品を袋に入れるはかりスペースが広い、カードや現金のコーナーが一ヶ所にまとめられている、など、俺が富士通製で気になったところの多くはちゃんと解消されてるみたいね。
そういう (恐らくアメリカ全土で利用されてきた) 先行事例があるのにも関わらず、それらを参考にした形跡がないのはなぜ?

ともあれ、NCR社製のセルフレジも、機会があれば触ってみたいところ。特に液晶インタフェース部分がどうなってるか興味あり。

日本特有の「小銭洗浄機能」ってのは興味深い。
また、米国では係員は「4台につき1人」で済んでるのね。まぁ導入直後はもう少し必要なのは仕方ないけど。
http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200608/08/self.html

> セルフは10品まで
これはサミット by 富士通フロンテックのセルフでもそう書かれてた。
商品が多くなればなるほど、係員出動頻度が多くなるからちゃうかな?

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