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Tons of thanks to Agassi and Blake

まだ男女準決勝/決勝を残してはいますが、 今年の US Open の全試合の中で、文句なしにベストマッチと語り継がれることになるであろう、歴史に残る名勝負。 生放送を TV 観戦していた私は、鳥肌が立ちっぱなしでした。

Sep. 7, 2005: US Open Quarter-Final (Day 10)
Andre Agassi (7) def. James Blake (WC)    3-6 3-6 6-3 6-3 7-6 (8)






かたや生涯グランドスラムを達成している 35歳 の現役アメリカ人プレーヤーにして世界一のリターナー、かたや身内の不幸や練習中の事故から奇跡的に復活してきた 25歳のアメリカの希望の星。開催地がアメリカ、両者共アメリカ人、ということもあり、準々決勝での対戦が決まってからというものの、異常なまでの期待と盛り上がりをみせていたようですが、そういう期待される対戦に限って、期待外れの一方的な凡戦に終わることも多いものです。ところが、今回のカードに限っては、期待をむしろ上回る程のすさまじい戦いとなりました。

第1セット、第2セットは、完全に Blake のペース。Agassi のお株を奪う様な超速球のリターンとダウンザラインを連発する Blake に対し、調子の決して悪くない Agassi はライン際のきわどいエラーを積み重ね、あっという間に 2セットダウン。

しかし、お互いにベースライナーだというのに、余りにもテンポの早い展開。第1セットはたったの 23分、第2セットは 39分というハイペース。

ところが、このまま Blake の圧勝かと思われた第3セットから、Blake のハードヒットに対してハードヒットで返すだけではなく、ペースを変幻自在に操り、コートの前後もうまく使うことによって Blake のペースを乱し、見事 Agassi が 2セット連取。特に第3セット、Agassi がブレークされてゲームカウント 2-3 となり、もはやこれまでかと思われた第6ゲームから 4ゲーム連取で奇跡的な逆転。この時点で既に深夜0時を回っているというのに Arthur Ashe スタジアムはスタンディングオベーションとウェーブの嵐。

ファイナルセットもドラマティックな展開。息をふきかえした Blake が Agassi のサービスゲームを先にブレーク。ゲームカウント 5-4 で Blake のサービスゲーム (Serving for the match) を、Agassi がまたもやブレークバックしてイーブンに戻し、ファイナルセットはタイブレークへ。この時点で観客は完全に大興奮のるつぼ状態に。

タイブレークも Blake が序盤 3-0 と一方的にリードしながら、Agassi がまたもや奇跡的なチャージで 6-5、マッチポイントを迎えました。しかし Blake が再びしのいで 6-6。もはやここまでくると、どちらが勝ってもおかしくないどころか、どちらにも勝って欲しいと思いながら観戦してしまいます。

結局、タイブレークを Agassi が 8-6 でとって 3時間近い大激戦にピリオドを打ちました。時刻は既に午前1時前なのに、観客の入りは 6-7割。割れんばかりの大歓声の中、お互いを称え合いしっかりと抱き締め合う二人の姿は感動的ですらありました。







しかし、テニスの四大大会のうち Wimbledon を除く全大会の日本での放送権を WOWOW が握っているのはなんとかならんのか (特に私はテニス以外 WOWOW を見る必要を感じないので)。お陰で、とうとう耐えきれずに 8月に WOWOW 契約してしまいましたよ... しかもアナログ (とほほ)。


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